小規模予算での広告配信設計セミナー/REACH REACH感謝祭2024を開催!
2024年9月26日(木)、ソウルドアウト株式会社 シニアコンサルタントの乾周平氏をお招きし「小規模予算でのスタートを成功させる広告の配信設計」セミナーを開催しました。
ソウルドアウト株式会社は、広告やデジタルマーケティング、メディア制作やDXなど広く手掛けており、日本全国の中小・ベンチャー企業の売上向上を支援するサービスを提供しています。 今回のセミナーは運用テクニックを紹介する一部と、事前にご応募いただいた会員社様のご相談に回答する二部構成で行われました。
小規模予算の広告運用を成功させるために大切なこととは?
一般に語られる成功事例は大規模予算の事例が多く、スタートアップ企業ではそのままでは取り入れにくいため、「小規模予算」を10万~20万と定義して進めていきます。
最初に、予算を変えず運用だけを見直して見積依頼件数を1.5倍に伸ばしたケースを題材に、設計や運用がいかに重要か、理解を深めていきます。
広告配信設計で最初に考えるべきは『WHO』『HOW』『WHAT』(誰に・どのように・何を)。その中で特にスタートアップ企業にとって重要なのは『WHO』だと乾氏は言います。
「常に需要がある商品なら『HOW』から始めても一定の成果は得られます。しかしスタートアップでは新しい概念の商品やサービスが多い。そのサービスを欲しい人を定義してアプローチすることが重要です」
起点となる『WHO』を定義してそこから最適な手法(『HOW』)を見つける方法や、最近の広告クリエイティブ・表現方法の最新トレンドについても実例を出して解説。媒体の特長と強みを生かした選び方についても一歩踏み込んだ情報を聞くことができました。
「まず小さく始めて、勝ち筋を見つけることが大切です」
とはいえ、人手や予算を多く割けないスタートアップ企業にとって有効打の見極めは簡単ではありません。乾氏は、限られた予算でもAIや機械学習を利用し、自動化機能を最大限に活用できる手法についても触れ、実用的なテクニック満載の第一部が締めくくられました。
個別相談と質疑応答で、皆で解決策を共有
セミナー後半の第二部は公開運用相談会として、事前に広告運用アカウントをご共有いただいた会員社様への課題解決とご提案を行いました。
「通常のECサイトのように品揃えで競えない状態で、どのような方法が有効か?」
「マイノリティ向けサービスの価値を、広告経由で伝えることが難しい」
「キーワードが限られている、ターゲットが狭い。どうやって広げると効果的か」
「専属担当を置ける状態ではないので自動入札を導入したい」
など各社の悩み相談に対して、改善手法や打開策を乾氏がアドバイスを行います。
相談会の後は、質疑応答コーナーへ。
「BtoCとBtoBでは手法は全く異なるのか」
「まぐれなのか実際に効果があったのかわからず、判断するのか難しい」
「クリエイティブを社内制作しているが、他業務がある中で時間も取れずアイディア出しで困っている」
会場にはマーケティングに関わる方が多く参加されており、次々と質問が寄せられました。
2024上半期「REACH REACH 感謝祭」を開催!
19時からは、MBS1階のちゃぷらステージで2024上半期の「REACH REACH 感謝祭」が開かれ、卒業された会員社の皆様も参加する賑やかな場となりました。
REACH REACH事務局から活動報告の後、乾杯の発声へ。
その後、ステージ上では恒例の「ドランクピッチ」が行われ、多くの企業が登壇して場を盛り上げました。
閉会直前まで、参加者の皆さんが活発に情報交換し、交流を楽しまれている姿が印象的でした。
REACH REACHはスタートアップを支援する皆様と連係しながら関西を盛り上げるためにこれからも頑張って参ります!