「茶屋町バレー」がキックオフ!梅田茶屋町スタートアップ支援者連携協議会が目指す新たな連携
1月29日(月)、株式会社毎日放送(MBS)本社にて「梅田茶屋町スタートアップ支援者連携協議会・茶屋町バレー」の発足会議を行いました。この活動は、茶屋町に拠点を置くスタートアップ企業の支援を行う組織が連携し、より活気あふれる梅田・茶屋町を創出することを目指しています。会議には茶屋町にゆかりのある企業が集まり、各事業のスタートアップ企業への取り組みや、このプロジェクトで実現したいビジョンを話し合いました。
「茶屋町バレー」参加企業 (※五十音順)
・株式会社池田泉州銀行
・池田泉州キャピタル株式会社
・大阪商工会議所
・関西大学
・阪急阪神不動産株式会社
・REACHREACH各社
―株式会社毎日放送
―株式会社博報堂
―株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
―株式会社Picoli
―株式会社Penseur
まずは、MBSビジネス創造局プロデューサーの赤城 賢彦(せきじょう まさひこ)氏が口火を切りました。赤城氏はこれまで地域連携を主軸に活動し、MBSは茶屋町の特性である多様性を活かした街イベントを主催してきました。2023年に開催した「ちゃやまち推しフェスティバル」ではアニメ・ドラマ・K-POPなど多種多様な“推し”をテーマにした街イベントを行い、MBSから茶屋町一帯を盛り上げました。
続いて、「茶屋町バレー」参加企業各社から、事業におけるスタートアップ企業の取り組みや、この活動で実現したいことについてのプレゼンテーションがありました。
◆ 阪急阪神不動産 吉田 碧生(よしだ あおい)氏
阪急阪神不動産は、スタートアップ企業支援事業として「FUTRWORKS(フューチャーワークス)」の運営を行っています。本施設は、グローバルを見据えた国内外のスタートアップ企業や世界中のデジタルノマドワーカーが集まるコワーキングスペースとして、異なる国籍・文化・価値観を持つ人々が国際性と多様性を尊重しながら、お互いに学び合い・成長し・成功するための環境を、さまざまなプレイヤーとの共創を通じて実現していきます。 「茶屋町バレー」では、メンバー間のさまざまな意見を取り入れ、既存の枠組みにとらわれず新しい可能性を探求したいと話しました。
◆ 池田泉州銀行 井田 敏之(いだ としゆき)氏
◆ 池田泉州キャピタル株式会社 武川 敏也(たけがわ としや)氏
池田泉州銀行は、地域共創イノベーション部を設立し、地域の課題解決や活性化に取り組んでいます。2003年から現在に至るまで、独自の助成金制度を運営し、関西を中心に地元企業の支援や育成を行っています。 池田泉州キャピタル株式会社では、「イノベーションファンド25Next」というスタートアップ支援事業を展開。大阪府・大阪市・堺市・大阪商工会議所・公益財団法人大阪産業局・地方独立行政法人大阪産業技術研究所と連携協定を締結し、地域の発展に貢献するスタートアップ企業の支援に取り組んでいます。 「茶屋町バレー」では、茶屋町を中心にスタートアップ企業が集まる交流の場を創出したいという意欲を表し、池田泉州銀行グループとして、地元企業とスタートアップ企業の両輪で支援し、地域経済の活性化に貢献したいという思いを伝えました。
◆ 大阪商工会議所 浅田 圭佑(あさだ けいすけ)氏
大阪商工会議所は、長年築いてきたネットワークを生かし、スタートアップ企業と既存企業との連携を促進しており、新たなイノベーションの創出や地域活性化に取り組んでいます。その他、大阪工業大学と共同で立ち上げた都市型オープンイノベーション拠点「Xport(クロスポート)」は、大企業からスタートアップ企業まで、多様な人材がイノベーティブなアイデアを実現できる場所として、さまざまな活動を展開。REACHREACHと連携し、スタートアップセミナーも開催しています。 「茶屋町バレー」では、茶屋町を起点に全国のスタートアップ企業が交流するマッチングの場を作りたいと述べました。
◆ 関西大学 財前 英司(ざいぜん えいじ)氏
2016年に設立された関西大学梅田キャンパス「KANDAI Me RISE(カンダイミライズ)」は、世代や業種を問わず多様な人が集い、学び合える場を提供しています。2階にある「スタートアップカフェ」では、起業支援の専門家に相談できる場が設けられています。 「茶屋町バレー」では、皆が上位概念を持ち、面白いアイデアを共有したいという思いを話しました。
「茶屋町バレー」では、「茶屋町から日本を盛り上げていく」というメンバーの思いと共に、全員で協力して面白いアイデアを共有し、茶屋町の活性化に貢献していきたいと考えています。 今後も茶屋町バレーの活動報告を行ってまいります。