老舗米屋・八代目儀兵衛CMOによる「中小企業のEC戦略セミナー」を行いました!
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2023年11月2日(木)、株式会社八代目儀兵衛 取締役CMO・神徳 昭裕氏による「中小企業のEC戦略セミナー」を開催しました。
株式会社八代目儀兵衛は、京都に代々続く老舗米屋。お米のギフト事業展開のほか、京都祇園・東京銀座に“ごはんを食べる”体験型アンテナショップの展開、お米のコンテスト「お米番付」の開催など、幅広い活動でお米業界を盛り上げています。近年は、「お米のソリューション企業」として他業種企業とのコラボレーションも多く手掛けています。 神徳氏が同社CMOに就任した2019年以降、売り上げはV字回復し、2023年度は過去最高売り上げを記録しました。今回のセミナーでは、神徳氏がどのような戦略を展開して、八代目儀兵衛の売り上げ向上を実現させたのかについてお話いただきました。
![セミナー(全体)](https://reachreach.net/storage/media/20231115/77e25b2810c1e6b8d6ffe9fadc4ffec5.jpg)
まずは「ブランディング戦略」について。 八代目儀兵衛は、近年大手コンビニエンスストアチェーンや食品会社など幅広いジャンルの他社企業との協業を強化し、広範な顧客層に対するブランド認知度を向上させています。かつては商圏が限られた町のお米屋から、どのようにして大手企業に指名されるまでに成長したのか。その戦略について詳しくお聞きしました。
![神徳様(資料説明)](https://reachreach.net/storage/media/20231115/0608c16af54633f4973d277be8ce5162.jpg)
続いて、業績低迷をV字回復させた「マーケティング戦略」について。 神徳氏いわく、「競争力の高い商品・サービスがあれば、マーケティングは楽に展開できる」とのこと。“商品は変えず、いかに売れる仕組みを作るか”を軸に、自社ウェブサイトのリニューアルや社内の組織改革など、社内外問わず様々な施策を駆使されています。
![セミナー(引き)](https://reachreach.net/storage/media/20231115/9d8c96d906cc06435dc0cca5b3d45a1e.jpg)
最後に、中小企業で生き抜くための「EC戦略」について。 EC(通販)で購入する顧客のメリットは、24時間・365日、時間や場所を選ばず商品を閲覧・購入ができる点。一方、企業側も「誰が、いつ、何を買ったか」といった顧客情報をもとに、顧客の行動ログや流入経路を分析することができます。 神徳氏はこの顧客分析によって「売れる仕組み」を構築し、EC事業を成功に導きました。セミナーでは、分析結果から具体的なアクションを導き出す方法についても聞くことができました。
最後の質疑応答コーナーでは、神徳氏が参加者からの質問に答えました。
![セミナー(アップ)](https://reachreach.net/storage/media/20231115/87f9accc6c5cdd4f58ebe15de97deb4e.jpg)
会場では「商品をどのECサイトで販売すべきか」「自社商品の魅せ方やブランディングについてアドバイスが欲しい」など様々な質問が飛び交いました。
神徳氏いわく、「競争力の高い商品・サービスがあれば、スタートアップや中小企業でも、中堅企業・大企業に引けを取らない仕組みを構築できる」とのこと。EC戦略をうまく使えば、まだ世間に知られていない魅力的な企業や商品が、認知される可能性も広がるでしょう。