メディアにささるプレスリリースの書き方セミナーを開催!
2023年10月30日(月)に、株式会社OK Junction 代表取締役・漆畑 慶将氏によるプレスリリースの書き方セミナーを開催しました。
株式会社OK Junctionは、スタートアップ・起業家支援を軸に、地域活性化、イノベーション連携・協力、協業・共創などを行っています。漆畑氏は、その実績から2023年10月にPRTIMESの第2期「プレスリリースエバンジェリスト」に公認されています。
まずは「いまさら聞けないプレスリリースの書き方」と題したテーマに沿って、リリースを書く心得について触れるところからスタート。
「書く際に最も避けるべきなのは、何を伝えたいかわからないリリースになること」など、当たり前のようでも“つい忘れてしまいがち”なことを漆畑氏が整理して伝えました。
続いてはプレスリリース配信サービスの選び方の解説へ。
配信サービスは日本で、主に5つあり、選ぶポイントは親和性の高いメディアへの転載機能やSEO対策への影響力、事後に修正が出来るかなどとのことでした。セミナーではどの配信サービスがおすすめかなど、より踏み込んだ内容を聞くことができました。
いよいよ具体的なリリース内容の解説に入ります。
「プレスリリースアワード2023」で入賞したリリースなどを参考にしながら、タイトルは何文字以内がよいのか、リード文の構成ポイントなど、具体的な要点が語られました。
漆畑氏によると、自身が2015年に広報を務めていた時と、8年経過した現在ではリリースの傾向も大きく変化しており、例えば最近では企業情報に「ミッション、ビジョン、バリュー」を記載する企業が増えているそうです。日頃から他社のリリースをチェック、時代の流れを知ることも大切だといいます。
最後の質疑応答コーナーでは、漆畑氏がよくある質問の回答を紹介し、参加者からの質問に答えました。
会場では「プロダクトを持たない企業が、価値の高いリリーストピックを見つける方法」「本文には代表者の名前までしっかり書いたほうがいいのか?」など、素朴な疑問から本質に触れるものまで幅広い質問が飛び交いました。
漆畑氏いわく、プレスリリースは「メディアへのラブレター」。
ニュースバリューを判断するのは記者だからこそ「彼らに届けるにはどうすればいいか」を意識して書くことが、メディアに取り上げてもらう一番の近道になるのではないでしょうか。